社会保険庁のまとめによると、2007年6月の発足から2009年4月12日までの累計件数は10万81件に上った。第三者委員会は、中央委員会と全国50の地方委員会からなり、弁護士らが申し立てを審査し、「明らかに不合理ではなく、一応確からしい」と判断すれば記録訂正を認める。
4月15日時点で、約10万件の申し立てのうち6万904件の審査を終了。このうち年金記録の回復を認めた事例は2万3272件で、認定率は38・2%にとどまっている。
第三者委の調査によると、訂正不要と判断した理由(重複計上)は、国民年金の事例で「あいまいな記憶」が58%で最多だった。
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