実際に自分の年金加入記録を確かめてみて
あるはずの記録が無かったら、どのように対処すべきなのでしょうか。
この場合は、やはり社会保険事務所の年金相談窓口へ
足を運ばなくてはなりません。
1、社会保険庁のコンピュータのデータベースに記録が残っている場合基本的に名前と生年月日が一致すれば記録を探すのは容易です。
該当する記録が見つかれば、
その場で記録を基礎年金番号に統一してもらえます。
コンピュータ上に記録があるのに、見つからない場合もあります。
それは、
名前や生年月日が間違って入力されている場合です。
1980年代の社保庁のオンライン化作業の時に、
誤って入力されてしまった記録は予想以上に多いようです。
ご自分の
名前が読み間違えられやすい場合は
窓口の担当者に「自分の名前は○○と読み間違えられやすい」と伝え
その名前で探してもらうことです。
名前なら発見される可能性もありますが、
間違って入力されたのが生年月日だと
発見される確率は低いと言わざるをえないでしょう。
2、コンピュータのデータベース上に記録がない場合社会保険事務所の窓口でコンピュータ上の記録を探してもらったが
あるはずの記録が無かった場合、ここで諦めてしまってはいけません。
社会保険事務所や各市区町村には、コンピュータに入力されていない
手書きの記録台帳が残されている可能性があります。
実際には「手書き」ではなく、過去に手書きされていた台帳を
写真撮影してマイクロフィルムに収めてあります。
各社会保険事務所には、このマイクロフィルムを閲覧する機械があって
必要に応じて職員が閲覧し、該当する記録が見つかれば
コンピュータに入力され、基礎年金番号に統一されます。
このように、コンピュータ上に無い記録を探してもらうには
社会保険事務所の年金相談窓口で
「被保険者記録照会票」という書類を提出します。
この書類には、現在の基礎年金番号、氏名、生年月日、住所、
過去の職歴、国民年金保険料を払った期間・住所地などを記入します。
書類を提出してから、結果が出るまでには1カ月くらいはかかるでしょう。
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